私が陰部の匂いについて気になりだしたのは5年前、30歳のころでした。

そのころ付き合い始めた同僚である彼と一夜をともにしてから、それっきりベッドで私の陰部に顔を近づけることが無くなったのです。

それまで気にしたことも無かったので「どうしてだろう?」「もともとそのような行為が好きではなかったのだろうか」「そこまで愛されていないのだろうか」と悩みました。

しかし、お風呂で陰部に触れてみてやっと気づいたのです。

毎晩ボディーソープで陰部も洗っていたのですが、それでも匂いがしっかりと取れていないことに。身体を洗っている流れで陰部も洗っていたので、「洗っているつもり」なだけで、不十分だったのかもしれません。

しかし、かゆみや赤み、湿疹などの問題は全く無く、清潔だと思い込んでいたので、本当に驚きました。

我が陰部はいつからこれほど匂っていたのか、と。

匂いがあるということは、きっと清潔ではないのだろう。いくらかわいい下着をつけていても、脱いでこれでは萎えてしまうのではないか。

頭のなかは、陰部の匂いのことでいっぱいになりました。

その夜、さっそく陰部の匂い対策についてネットで検索して調べてみると、やはりデリケートゾーン用の石鹸で対策するのが最も手軽なのではないか、という結論にいたりました。

もちろん、デリケートゾーン用の石鹸など持ち合わせていなかったので購入しようかと思いましたが、お店でそれを買うのもなんとなく恥ずかしい、しかし、実家なので通販で購入するのもはばかられる。

結局購入できず、私にできることは毎日お風呂でボディーソープを使って念入りに洗うことのみでした。

お手洗いではウォシュレットを毎回使うようにして、トイレットペーパーで丁寧に拭きました。

お手洗いにかかる時間は、おそらく以前の3倍以上でしょう。

ようやく陰部の匂いは軽減されて、自分の中では問題ないと思えるぐらいになりましたが、彼の夜の行為の内容に変化はありません。

それでも匂いが無くなったという自己満足だけでよかったのですが、先日全身脱毛の際に、とうとう陰毛を全て処理することにしました。

恥ずかしく抵抗もあったのですが、処理したほうが清潔なことに相違はないと意を決しました。

まだ2回の脱毛施術なので、シェービングのケアは必要なのですが、「なぜ早くハイジニーナにしなかったのだろう」といまは心から思っています。

匂いも清潔感も毛があるのと無いのとでは全く異なると感じているからです。

彼も私のそれが新鮮だったようで、陰部に顔を近づけてきました。

おそらく、匂いは無かったと思います。

ハイジニーナにおける好き嫌いはあるかもしれませんが、匂いに関しては今後誰のことも不快にさせることは無いでしょう。