女性の方で、においが気になるという方は意外と多いものです。

いろいろ対策を試してはみたものの、あまり効果がなかったとか、一時的にはよくなったけど、また臭い始めたという方も少なくありません。

今回はそのような方に向けて理由やその対策方法についてご紹介したいと思います。

女性のあそこの臭いは何故するの?

女性のまんこの臭いにはいろいろな原因がありますが、おもな原因は次の5つです。

おりものや生理の経血の臭い

一つ目は、おりものや経血の臭いです。

おりものや生理の経血は、強い臭いがします。

生臭いにおいや、ひどいと腐ったような臭いがするので、周りにも知られてしまうのではないか気が気でないという方も多いはずです。

特に、梅雨や夏場の生理の時は、蒸れてさらに臭いが酷くなるので、気にされているという方が多いです。

尿や垢など、汚れの溜まり

二つ目は、まんこは複雑な作りになっているので、尿や垢、汚れなどが蓄積されやすいということです。

そして、なかなか洗い出しにくいので、溜まってそのままにしておくと次第に臭いも酷くなっていきます。

スソガ体質

三つ目は、体質的に体臭がある方の臭いです。

ワキガ体質の方はスソガもあるので、あそこもワキと同じような臭いがします。

特有の臭いがします。ワキガやスソガ体質の方は、生まれつきアポクリン汗腺という、臭いがする汗が出る汗腺の数が多いので、個の汗腺が活発に働き、汗が出ると同時に臭いがし始めます。

汗かきの方がかく一般的な汗は臭いがしないのですが、こちらの汗はドロドロの悪い汗で臭いがします。

この汗が、あそこにも発生して、スソガがすると、これがまんこの悪臭となります。

一般汗

通常の汗が多いというタイプの人もいます。

このタイプの方の汗臭さは、先のスソガの人の臭いに比べると、とれほどきつくありません。

ただし、体の汗よりも老廃物と合成して、悪臭を発生させやすくなります。

季節的にも波があり、梅雨や夏場にはげしくなります。

間違えた洗浄方法

臭いが酷いからといって、ゴシゴシと強く洗うことがむしろ臭いを酷くしていることがあります。

お肌は外からの刺激から、肌を守ろうとする防衛本能が備わっており、これが肌を守る働きのある皮脂の分泌を高めます。

それが臭いを酷くする結果となります。また肌の乾燥も同様です。肌の乾燥を防ぐために、肌が皮脂の過剰分泌をすることもあります。

まんこのお肌は意外と乾燥することも多いのです。

病気

稀に病気が原因で臭いがすることがあります。

主なまんこの病気としては、細菌性膣炎、トリコモナス膣炎、クラミジア感染症、淋病、カンジダ病などがあります。そして子宮の病気で臭いがすることもあります。

このようなまんこの感染症などの病気は、性感染や空気感染などいろいろな理由がありますが、抗生物質の服用、風邪、体の病気、疲労、ストレス、膣周辺部の洗いすぎ、妊娠などで起こることもあるので、身に覚えがなくても知らないうちにかかっていることもあります。

女性のまんこの臭いの対策方法

このようなまんこの臭いにはしっかりと対策していくことが大切です。つぎのような対策方法をおすすめします。

適度な洗浄

一つ目は、適度な洗浄を行うということです。

この、適度というのがとても大切なことで、つまり洗いすぎも、洗わなさすぎもダメだということです。

臭いがするからといって、毎日体用のタワシでゴシゴシ洗うのは厳禁です。

このような洗い方は、むしろ肌を傷つけて肌にダメージを与えます。

女性のまんこのお肌は薄くてデリケートなので、すぐに傷ついてしまします。

そして、肌の防衛機能により、皮脂を過剰に分泌させるようになります。

これがデリケートゾーンの尿や垢、おりものや生理の経血などに交じって悪臭を発生させます。

丁寧な洗浄

そして、もう一つは、デリケートゾーンは大変お肌が敏感ですので、ボディスポンジなどでも刺激を感じしていますこともあります。

また洗浄力の強いボディソープもダメです。他の体の部位と同じソープはあまりおすすめではありません。

デリケートゾーン専用のソープで丁寧に手で洗うのが一番肌に優しいです。

洗浄後のスキンケア

デリケートゾーンのスキンケア?とお思いになるかもしれませんが、じつはデリケートゾーンのスキンケアはとても大切です。

デリケートゾーンの乾燥も臭いを酷くする理由となります。

例えば、間違えた洗浄方法などをしていると肌は外部の刺激から守るために皮脂を過剰分泌します。

そして、乾燥も同様で、乾燥を防ぐために皮脂が分泌されます。

このような皮脂の分泌があそこの臭いを強くする結果となりますので、デリケートゾーンのスキンケアでしっかりと保水・保湿することが大切です。

保湿ローションは、肌に優しいまんこ用のものを利用して、強い成分が含まれてないものを選びましょう。

デリケートゾーン専用石けんで洗う

先ほどお話しましたように、洗い方や頻度はとても大切なのですが、何で洗うかということも大切です。

ボディソープは、強い洗浄成分入りのものが多いので、あまりおすすめしません。

なかには、ボディソープで全身を洗っている方もいるかもしれませんが、デリケートゾーンにはそれ用のソープがあります。

デリケートゾーンのお肌の特性や、汚れの質に適した商品となっています。

デリケートな部分に合うように、マイルドなアミノ酸系の洗浄成分を配合し、無添加処方となっています。

また、同時に保湿効果も高めるような植物由来成分も配合され、大変有効です。

このような石けんを使えば、これまでのような洗いすぎによる悪臭の発生も防ぐことができます。

消臭剤や制汗剤の使用

まんこの臭いは、いろいろな臭いの混合です。ですが、その一番の理由は汗です。

お話しましたようなスソガ臭のある汗はもちろん、一般汗も放置すると悪臭が出てきます。

そのため、できるだけ汗は抑えるのがベターです。それに良いのが制汗剤の使用です。

ほとんどの制汗剤は、消臭効果も同時に兼ね備えているのでこれ1本でしっかり汗と臭いを抑えることができます。

ただし、制汗剤選びも重要で、一般の脇などに使うものは、スプレーした時は良いのですが、持続力がそれほど長くなく、しかも上から臭いをかぶせたようになるので、いろいろな臭いが入り混じって、かえって臭いが酷くなってしまいます。

そのため、できればデリケートゾーン専用の制汗剤をしようしましょう。

このようなタイプのものは、有効成分が配合されているので、通常のスプレータイプのものに比べてかなり持続力も効果も高いです。

抗菌作用や消臭作用のある成分も同時に配合されています。

まんこの洗い方のポイント

このようにいろいろな対策方法がありますが、やはり大きな原因となるのが洗浄に関することです。

そこでまんこの洗浄に関してポイントと纏めると次のようになります。

  • 毎日の洗浄
  • 丁寧にあらう
  • スポンジではなくできれば手が良い
  • デリケートゾーン専用ソープを使う
  • 洗浄後は保水・保湿のたけのスキンケアを行う

このようにいろいろな対策方法がありますが、一つだけではなかなか功を奏しません。

そのため、いろいろな方法を試してみましょう。

また今回は洗浄を中心にお話しましたが、それ以外にもいろいろな対策方法がありますので、便利な対策商品なども上手く活用してしっかり臭い対策をしていきましょう。