パンツが黄ばむ原因は?
パンツが黄ばんでしまう原因は、リポフスチンです。
アポクリン腺から出ている汗の中には、様々な成分が入っているのですが、リポフスチンは下着を変色させてしまう性質があります。
汗の中に含まれるリポフスチン
陰部には、必ずアポクリン汗腺があります。
汗腺という表現通り、そこからは汗が放出されている訳です。
もちろん汗の中には、様々な成分が含まれています。
脂質やミネラルなどが含まれているのですが、上述のリポフスチンもその1つなのです。いわゆる色素の1つになります。
リポフスチンの色の特徴
リポフスチンは、色素成分ではありますが、人によって色に違いはあります。
基本的には薄い黄色になるのですが、赤褐色になっている事もあるのです。
その色の濃さなどは、汗の中に含まれるリポフスチンの濃度に左右されます。
リポフスチンの濃度が高いほど、色濃くなる傾向はあります。
パンツの黄ばみとすそわきがの関係
アポクリン腺の中に含まれているリポフスチンが、下着に付着してしまうと、下着に色素が沈着する訳ですから、パンツも黄ばんでしまいます。
ただしパンツがどれぐらい黄ばむかは、個人差もあります。
全般的に、ワキガ体質の方々は黄ばみの色合いも強い傾向はあります。
その他、オリモノや尿や汚れ等、普段から不衛生にしている事が原因もあります。
パンツが黄ばまないようにする効果的な対策は?
パンツが黄ばんでしまうのは本当にイヤな気持ちになります。
- エッチの時に黄ばみを見られたら惹かれそう
- 白い下着を履けない
- 可愛い下着が欲しくても黄ばむからもったいなくて買えない
- 洗濯する時に彼や家族に黄ばみが見られるのが恥ずかしい
等、色々と困るので、何とかして防ぎたいですよね。
その対策は複数ありますが、一番効果的なのが、下着につく汗を抑える事と陰部を清潔にする事です。
具体的には、陰部専用の汗を抑えてくれるクリームや石鹸です。
市販のクリームや石鹸ですと有効成分がほとんど入ってないので陰部専用のものでないと効果がほぼありません。
黄ばみの悩みがなくなれば、可愛い下着を付けてもっと彼や好きな人にアピール出来ますね。
下記で陰部専用のクリームや石鹸のレビュー等を紹介しているので参考にしてみて下さい。
おりものシートもおすすめ
おりもの対策として、多くの女性の方々は専用シートを使っています。
それはおりもの自体に対しても有効ですが、上述の黄ばみ対策として使われている事も多いのです。
パンツに色素が付着するのを防いでくれるからです。
ただしおりものシートの交換頻度などは、1つのポイントになるでしょう。
当然ですが、ずっとそのシートを使用し続けるのは、あまり良くありません。
そこそこの頻度で交換してあげる必要はあります。基本的には、細かく交換する方が望ましいです。
黄ばみの原因であるすそわきがを防ぐ
上述の通り、パンツが黄ばんでしまうのは、すそわきがが関わっている事もあるのです。
このため根本的な原因を防ぐのが望ましいという発想が、浮上する事もあります。
すそわきがによって黄ばむ訳ですから、その症状を予防する事自体が、パンツの黄ばみを防げるからです。
すそわきがを気にしている方々は、しばしば専用クリームを使用しています。
陰部に対して、それを使っている方々も多いのですが、予防効果が期待できるからです。
もちろんワキガ自体を予防できれば、パンツの黄ばみなども防げるでしょう。
ただしワキガ専用のクリームは、清潔さに関するポイントもあるのです。
そのクリームが効果を発揮するかどうかも、対象箇所の清潔感次第です。
あまり清潔でない状態ですと、クリームの効果が限定されてしまう事もあります。
ですからパンツが黄ばんでしまうのを予防したい時には、その箇所を清潔に保つ必要はあります。
脱衣時はお湯ですすいで予防する
それと普段からのすすぎです。
若干の手間はありますが、上述の色素をお湯ですすぐのは有効です。
リポフスチンという色素自体は、水に溶けづらい性質はあります。
ですから水で洗ったところで、黄ばみなどが落ちる訳でもありません。
しかしお湯を用いた時は、話は別なのです。イメージとしては、食器洗いに似ています。
食器には油汚れが付着してしまう事もありますが、お湯で洗浄してあげますと、汚れが除去しやすくなるのです。
ですから黄ばみが気になる時には、入浴前にパンツを脱いだ際に、お湯ですすぐのは有効です。
普段からすすぎを繰り返しているだけでも、だいぶ黄ばみづらくなります。
パンツの黄ばみの落とし方は?
パンツを洗濯する時には、よく漂白剤が使われています。
汚れ除去には有効なのですが、上記の黄ばみにも効果を発揮してくれるのです。
またその黄ばみには、重曹なども効果は期待できます。
塩素系漂白剤で黄ばみを落とす
漂白剤には、大きく分けると2種類あります。
塩素系もしくは酵素系という2つのタイプがありますが、それぞれ向き不向きも異なります。
パンツに対して使用するなら、基本的には酵素系が望ましいでしょう。
逆に塩素系の場合は、パンツ自体の色を変色してしまうデメリットがあります。
というのも漂白剤は、パンツに対して負担を与えてしまうからです。
いわゆる色落ちしてしまう事例も多いですから、注意が必要です。
重曹を使用して黄ばみを落とす
また重曹も大いに有効です。上述の漂白剤も悪くありませんが、重曹の方が大きな効果を発揮する事もある位です。
リポフスチンを落としてくれる物も、それぞれ相性は異なるのです。中でも重曹などは、リポフスチンとの相性が非常に良いです。
基本的にはその粉末の重曹にて、やや少なめの水を加えて、ペースト状にすると良いでしょう。
それでこすり洗いをしてあげると、かなり汚れを落とせる傾向があります。
もしくは、上記の漂白剤と重曹をミックスさせるやり方もあるのです。
重曹でもパンツの黄ばみが落ちなくても、その2つを混ぜた物を使用してみたら、色の問題点が解消されたという実例も多いです。