女性の陰部での悩みに良くあるのが、嫌なニオイや色素沈着、ムダ毛、そしてビラビラの大きさについてです。

ビラビラは、陰唇という正式名称が付いています。

髪質や性格などと同じく、とても個人差が大きい部分だと言われています。

長さのみならず左右のサイズが揃っていなかったりということも多いようです。

しかし、出産を終えて急に厚さが減り薄くなったという人もいるので、もしかしたらホルモンが影響している可能性もあります。

ビラビラが大きい原因と小さくする対策について、そして男性の意見などについて確認していきましょう。

陰部のビラビラが大きくなる理由は?

小学生という小さい子でも既にビラビラが大きくて困っていたという人もいるといいます。

ですから女性ホルモンは関係ない場合もあり、骨格などのように変えられない要素なのではないかという説があります。

この場合、自分では気を付けることができないので仕方がないと言えるでしょう。

しかし、習慣によってはもっと肥大化させてしまう危険性もあるので気を付けましょう。

人によってはかなり普通の大きさを超えているという悩みになることもあります。

それは個人差もありますが後天的な習慣の積み重ねがそのような肥大化をもたらしたのかもしれないからです。

では、具体的にどのような原因があるのでしょうか。

主に2種類あります。

習慣

トイレットペーパーで拭く時に下方向に力が掛かって無意識に引っ張るような感じになってしまっていると、ビラビラの部分が伸びるのではないかという意見もあり、これは右利きの人なら右のビラビラが大きい場合が多いからだと言われています。

また、自転車を使う機会が頻繁にあり、漕ぐのが長時間になると、股間に軋轢が生じます。

それもあまり良くない可能性があるという意見もあるので参考にしてください。

真偽は定かではないですが何人かの女性の間でビラビラの大きいことと自転車の使用度に相関関係が認められたので、サドルの高さの調節など負担が掛からないように調整してみるとか、電車や地下鉄をなるべく使うようにするなどの対策をしてみるのもおすすめします。

女性ホルモン

ビラビラは、個人差はあれどやはり年齢によって成長することは共通と言えるでしょう。

一般的に子供の陰唇は明るい色で大きくはないですが、思春期を迎える頃に成長したり赤黒くなってくるなどの変化が起こります。

多くの女性が嫌がり、コンプレックスに感じる色素沈着も実は女性ホルモンの作用によるものです。

それ以外には日常的な下着との擦れなどによりメラニン色素が増えてしまうことが原因であると言われています。

ビラビラが大きい人ほど下着と擦れてしまうでしょうね。

ですからせめて色素沈着を酷くしないためには化成繊維より綿100パーセントなどの柔らかい素材を用いて作られたショーツを着用するとか、キツくなくゆとりのあるズボンを選ぶなどの工夫をしましょう。

スカートや伸び縮みする素材の楽なパンツならこの悩みは起こりませんが、しっかりした生地とかだと陰部が痛くなることもあるかもしれません。

陰部のビラビラの大きさは通常どれ位なの?

普通、平均では1センチくらいで2センチになるともう大きいと判断していいでしょう。

巻き尺があればご自分で調べてみてください。しかし、目視で大体は分かります。

目視による確認方法ですが、両足を付けて立った時に少し出ているくらいなら控えめな方ですが、明らかにはみ出ている面積が多いという場合はビラビラが大きめだと判断して良いです。

ビラビラが大きいのを男性はどう思っているの?

人によっても意見が分かれそうですが、世の男性は女性の陰部の大きさについてどのように考えているのか評価が気になるという人もいるでしょう。

はっきり酷評されたり、悪意はなくても指摘されたら自分でコンプレックスに感じていることなので嫌な気分になりますよね。

男性に対して積極的になれるかどうかという行動にも関わってくる部分ですから、悩んでいる人にとっては男性の意見は重大かもしれません。

というわけで、否定派と肯定派の言い分を見てみましょう。

否定派

あるvioコンシェルジュの男性のサイトで掲載されている意見では、女性らしく控え目なサイズで色も色素沈着がなくピンク又は赤で綺麗なのが理想的というものがあります。

やはり女性に求められるのは主張することの少ない清楚な美しさということでしょうか。

しかし、これはあくまでもvioコンシェルジュから見た理想の話であり、ビラビラが大きいからといって受け入れられないという男性はまずいない、というかあまり女性ほど気に掛けていない部分であるという意見が多かったです。

肯定派

一般的には大きくても別に問題ない、気にしないという意見もありますね。

むしろ好きで興奮するという人もいるようです。小さいのは子供っぽくて味気ないという意見もありますので、やはりこの辺りは好き嫌いが人によって分かれる部分でもあるでしょう。気にすることはないのかもしれません。

やはり男性から引かれる可能性が高いのは過度な色素沈着や剛毛、ニオイではないでしょうか。

ビラビラの部分が大きいと、垢が溜まりやすくてニオイがキツくなりがちというのも悩みどころですね。

その辺りのお手入れを怠らないというのが基本的に大切なことではないでしょうか。

ビラビラが大きい事のデメリットは?

生活の中で不便に感じたりすることはあるでしょうか。

自転車に乗る時当たって痛みがあるというデメリットがあります。

またズボンを履いた時に窮屈さを感じるという問題もありますし、移動に足を使うと擦れて痛みが発生したり蒸れやすいという悩みも起こりがちです。

ですから男性の目を気にしてではなく痛みや蒸れ、ニオイなどの不快感を解消するために対策をする人もいるかもしれません。

ビラビラが大きいメリット

ビラビラが大きいと、尿をした時に飛び散りにくいというメリットがあります。

ビラビラが小さいと尿は左右に飛び散り周囲を汚します。洋式便器ではあまり気にならないですから、現代では関係ない悩みかもしれません。

和式では一直線に飛ばずに便器から外れて足とかにも掛ってしまう場合があるので不便です。

また、女性器に雑菌が入り不衛生にならないように防いでいる役割もあると言われています。

ビラビラを小さくする方法は?

手術で切開して縫い合わせることによりビラビラを小さくすることは可能です。

手術のメリットとデメリットについて確認してみましょう。

手術のデメリット

手術が失敗すると、ビラビラの形がかえって歪になったり縫合が目立つなどのトラブルがあるのが難点です。

男性は口先でビラビラが大きいことを素直に感想を漏らしたりからかうような場合もあるかもしれません。

しかし、手術をした女性の中には余計に見せられないビラビラになってしまったと言って嘆く人もいるようです。

しかし、この点については施術予定のクリニックの評判を調べたり口コミを見て慎重に決めれば良いですね。

ただ、手術費用が比較的高額であるということもデメリットとして挙げられるポイントです。

手術のメリット

点滴による麻酔や局所麻酔で施術の痛みに関しては心配いりません。

また、切開なので確実に短時間でビラビラを整える効果があります。

ホルモンを整えたりマッサージ、自転車の使用頻度を下げるなど民間的で結果が出るか分からないような対策よりはよほど確実に悩みを解消できます。