女性の方であれば誰しも気になるのが陰毛のことです。
なかなか周りの人に聞くにはハードルの高い内容ですし、もしかしたら自分だけ?とお思いになることはあるでしょう。
普段は見えない部分ですので、あまり気を使わない部分ではありますが、手入れを怠ってしまうと大事な思い出が台無しとなってしまう可能性もあります。
そこで今回は女性の陰毛の脱毛についてご紹介します。
是非参考にして頂き、ご自身に必要と感じるものがあれば実践してみて下さい。
陰毛についてよくある悩みとは?
女性の陰毛についてよくある悩みには以下のようなものがあります。
陰毛が邪魔になる
女性であれば特に生理の時にこう思う方は多いことでしょう。
経血やおりものが陰毛に付着してしまったり、生理時に蒸れてしまうので不快に思う方は多くいます。
陰毛があることによって蒸れてしまい、それに伴い痒みも生じてしまう可能性もあります。
また、カンジタなどの病気の再発を誘発してしまうこともあります。
見た目が悪い
陰毛が剛毛であった場合、見た目が悪いと感じることでしょう。
適度に処理をしていれば差ほど気になることではありませんが、見えない部分ですので処理は怠りがちになります。
前もって対処出来れば良いですが、思い出の夜は突然やってくることもあるでしょう。
また、陰毛の処理を怠ってしまうといざセックスをする時に絡まってしまい、お互いに痛い思いをすることもあります。
しかし、その処理もなかなか難しいものになっていますので、女性にとっては文字通りデリケートな問題です。
処理が大変
陰毛の処理はとにかく大変です。
デリケートゾーンですので、匂い対策のクリームや薬などが塗りにくい箇所です。
また、下手に自分で脱毛してしまうと、脱毛した後が鳥肌のようにブツブツになってしまうこともあります。
せっかく見た目を整えようとしたのにさらに見た目が悪くなってしまっては元も子もありません。
さらに自分で脱毛しようと陰毛を抜いてしまった場合、痒みを伴うことがあります。
なかなか個人の判断で処理出来ないと言う点も非常に多くの女性が悩むポイントになっています。
このような悩みを解決するには全部剃ってしまう、いわゆるパイパンにしてしまえば良いのでは?とお思いになることでしょう。
海外であればなんら問題はありませんが、日本ではまだまだ認知度が低く、奇異の目で見られてしまうかも知れません。
処理した方が良いのかしない方が良いのか、非常に難しい問題ではありますが、次項では陰毛を脱毛するメリットとデメリットをご紹介します。
陰毛を脱毛するメリットは?
陰毛を脱毛するメリットはなんと言ってもその見た目になります。
しっかりと手入れして整っている陰毛であれば、男性の目に映った時に喜ばれることでしょう。
特にオーラルセックスに抵抗のある男性の多くは、陰毛の処理が上手くされていないことを原因にします。
また、陰毛を処理することによって匂い対策にもなります。
陰部の臭いの原因の一つに陰毛そのものが臭っていると言うことがあります。
臭いの原因となる常在菌などは陰毛に付着していることが多く、この対処はお風呂などに入ってしっかり洗うほかありません。
加えて、臭い対策のためにクリームなどのグッズを使っても陰毛が邪魔をして直接肌に触れることなく効果を発揮しないと言うことがあります。
生理中の経血やおりものは乾燥しても陰毛に付着していることがほとんどですので、嫌な原因の元となります。
こう言った場合はきちんと処理することで対処出来ますので、彼とより良い関係を築くためにも処理するに越したことはありません。
この他にも前述のように生理の時に蒸れたりしないと言うメリットがあります。
女性が月に一回付き合わなければならない現象ですので、毎月嫌な思いをするよりは少しでもその負担を軽くした方が良いでしょう。
しかも陰部が蒸れてしまうと雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
雑菌が繁殖してしまうと臭いも気になってきます。
生理の時は通常時の2倍もその雑菌は増えると言われていますので、普段よりも倍臭いに気をつけなければなりません。
陰部の蒸れが気になる場合にはベビーパウダーなどを使って蒸れを防止しますが、陰毛を手入れしていない場合にはこのベビーパウダーも直接肌へ届くことがありませんので効果が出ません。
臭いの点でもう一つ気になるのがすそワキガです。
女性はアポクリン腺が多く存在しているので、ワキガの症状が出やすい人が多くいます。
特にすそワキガと呼ばれる股などの嫌な臭いは女性にとって大敵です。
アポクリン腺から分泌された臭いのある汗は陰毛を通じて周りに分散されます。
本来であればフェロモンの効果があるものなのですが、現代では嫌な臭いとして倦厭されることの方が多いでしょう。
この場合もベビーパウダーなどと同じく、すそワキガ用のクリームを塗っても陰毛が邪魔をして直接肌へ届くことが妨げられてしまいます。
効果が出ないので根本的な解決にならず、さらに深い悩みへと繋がってしまうことも多々あります。
もちろんすそワキガの要因として蒸れもありますので、負のスパイラルの相乗効果は計り知れないものになるでしょう。
陰毛を処理することで清潔さが保たれるますのでこう言った悩みからは解放されることでしょう。
特にデリケートゾーンですから清潔さを保つことは非常に大事です。
清潔さを保つことにより、カンジタなどの性病の再発を防ぐことも出来ます。
陰毛は雑菌の温床と言うことを考えると処理するに越したことはありません。
また、お尻の方まで毛が生えている方は、大便に混ざっている大腸菌が陰毛に付着してしまう可能性もあります。
性病へのリスクヘッジも含め陰毛はしっかりと処理し、陰部は清潔に保っていた方が良いと言えるでしょう。
陰毛を脱毛するデメリットは?
次にデメリットをご紹介します。
陰毛を処理することで陰部を清潔に保て、臭いや病気を遠のけると言うことはとても良いことです。
しかし、本来陰毛は外部からやってくる雑菌を防ぐ役割をしています。
仮に陰毛がゼロになってしまうと、外部から陰部に雑菌が入りやすくなり、性病などのリスクが上がってしまいます。
陰毛が濃すぎると雑菌が繁殖してしまい、陰毛がまったくないと外部からの雑菌の侵入を許してしまうととても難しい問題になります。
適度に処理するのが良いですが、先ほどお伝えしたようにその処理は難しいものになっています。
よくある脱毛の失敗談として、T字のカミソリで陰毛を処理すると言うものがあります。
T字で陰毛を処理してその場は良いのですが、しばらく経った後に新しい毛が生えて来たときにチクチクと痒い思いをしてしまいます。
さらに陰毛の生え方が悪いと、陰部に刺さるように生えてきて痛い思いをしてしまいます。
また、陰毛は太い毛ですので、せっかく剃って手入れをしても半日ほどで生えてきてしまうケースもあります。
これを入念に陰毛を剃ることで対処しようとする方もいらっしゃいますが、これは肌にダメージを与えてしまうだけになってしまいます。
デリケートゾーンですので、刺激を与えてしまうと黒ずみの原因にもなってしまいます。
せっかく陰毛を処理したのに肌が黒ずんでしまい見た目が悪くなってしまっては元も子もありません。
次に多い失敗が毛抜きで陰毛を一本ずつ抜くと言うことがあります。
毛根ごと抜いてしまえばしばらく生えてこないのでは?とお考えの方もいらっしゃいますが、毛抜きでは毛根は抜けません。
逆に毛根だけが残ってしまい、肌に黒いブツブツが出来てしまうことがあり、非常に見た目が悪いものになります。
また、下手に毛抜きで陰毛を抜いてしまうと、毛嚢炎を発症してしまう恐れもあります。
毛抜きで陰毛を抜くことは、結果的に見た目を悪くしてしまい、衛生面でも良いものではありません。
自分で陰毛を処理するにはデメリットばかり目についてしまい困惑してしまうと思います。
ではどのように処理するのが良いのかを次項でご紹介します。
おすすめの脱毛方法は?
脱毛サロンなどを利用して陰毛の処理を行うことが良いのですが、他人に陰部を見られると言うことはあまり気持ちの良いものではありません。
そこで脱毛サロンを使わないで陰毛を処理する方法をご紹介します。
家庭用脱毛機
脱毛サロンのような専門的なものではありませんが、自宅用の脱毛機もなかなかバカには出来ません。
自宅用脱毛機の値段に高いイメージを持ってしまうかも知れませんが、脱毛サロンに通うことに比べれば大よそ1/10ほどの価格となっています。
自宅で手軽に脱毛が出来ると言った反面、脱毛サロンのような専門的な機械ではないためその出力は弱いものとなっています。
出力が弱いため、最初の脱毛は何度かする必要があります。
また、注意点として一度脱毛してしまうと次に毛が生えてくるまで相当な時間が掛かります。
場合によっては二度と生えてこないと言うこともありますので、脱毛をする際には陰毛の形などには細心の注意を払って下さい。
このように脱毛サロンに行かなくても自宅で陰毛を処理することが出来ます。
ブラジリアンワックス
ワックスを脱毛したい部分に塗り、専用用紙で一気に剥がす方法です。
ブラジリアンワックスを用いた脱毛であれば、10日ほどの効果がありますので、一時的な陰毛の処理には向いています。
しかしながらブラジリアンワックスを用いた方法はワックスが乾いてから毛を抜く工程で痛みを伴います。
敏感肌の人がブラジリアンワックスを利用すると痒みや赤みを伴うことがありますので、使用前に注意が必要になります。
ですが、その効果は絶大でムダ毛が一瞬でツルツルになります。
除毛クリーム
除毛クリームはブラジリアンワックスと違い少し時間が掛かります。
時間が掛かる代わりに肌への刺激は少ないものになっています。
また、カミソリを使って剃ったわけではありませんので、新しい毛が生えてきてもチクチクしたりしないことが特徴です。
肌への刺激が弱い分、効果も弱いので小まめに除毛クリームを使って処理することがデメリットになります。
なかなか時間が取れない方には向いてませんので、注意して下さい。
しかしながら、どの方法も全て自己責任となってしまいますので、心配な方は一度脱毛サロンへご相談されると良いでしょう。
昨今では相談無料の脱毛サロンも多く存在し、必ずしも料金が発生するわけではありませんのでお気軽に相談してみて下さい。