生理がすごく生臭くてきついニオイなのは異常なの?

生理の時には、悪臭で悩んでしまう事もあります。

独特の生臭さがあるのですが、女性によっては病気を気にしているのです。

何らかの病気が原因で、強い悪臭が生じていると見込まれるからです。

酸化反応が理由で悪臭が生じる

悪臭が生じる理由は幾つかありますが、例えば酸化反応です。

デリケートゾーンから排出された血液は、空気と反応する性質があります。

その過程で、自然と血液が酸化されるのです。それで空気との酸化反応が生じてから、15分ぐらい経過しますと、独自の強い悪臭が生じる事はあります。

ですが、それは何らかの異常事態が発生している訳ではありません。誰でも酸化反応は生じているからです。

生理用品によって悪臭が発生する

それと普段からデリケートゾーンに使っている製品によっては、強い悪臭が生じる事はあります。

ですから製品は、よく選ぶ必要があるのです。

デリケートゾーンには生理用品が使われることも多いですが、最近は吸収力が優れている製品が目立ちます。

独特の吸収剤が、その用品の中に含まれているのです。

吸収剤によっては、血液と反応してしまうのです。

吸収剤が血液とミックスする事により、独自の化学反応が生じて、強い悪臭が生じる事はあります。

しかし、それは異常事態であると言えないでしょう。

少なくとも病気ではありません。しかし生理用品で悪臭の程度が強くなる事はあるので、やはり製品はよく選ぶのが望ましいでしょう。

肉類が多い食事が原因の悪臭

デリケートゾーンから悪臭が生じるのは、上述のような原因が多いので、異常事態であるとは断言できません。

しかし状況によっては、異常事態とも見なせるのです。

例えば、食生活との兼ね合いです。肉食中心の方々などは、少々注意を要するでしょう。

女性によっては、普段の食事が肉類中心になっています。

卵や肉などをメインに摂取していて、あまり野菜を摂取しない食生活もあるのですが、実はそれも悪臭の原因になるのです。

というのもデリケートゾーンから出てくる悪臭の状況は、タンパク質との密接な関連性があります。

普段からタンパク質を多く摂取する方々は、どうしてもデリケートゾーンの臭いも強くなってしまうのです。

つまり生理時に強い臭いが放出されるのは、やや不摂生な食生活を示唆している事になります。

あまり好ましい食生活でない事を示しているので、ある意味異常事態とは言えます。

炎症などが理由で悪臭が生じる事も

そして、病気が悪臭の原因というパターンもあるのです。

例えばデリケートゾーンの内部において、様々な炎症が発生している事もあります。

内膜炎や膣炎などを患っている女性もいるのですが、それにより悪臭の程度が強くなる事もあります。

その他にも、性感染症が関わっている事もあります。

ですから生理時の悪臭は病気と無関係でない事もあるのです。

たいていは病気と無関係の理由で強い悪臭が生じるのですが、稀に病気が原因というパターンもある訳です。

生理のニオイはナプキンをしてても男性にわかってしまうの?

生理時の臭いを気にしている女性は、男性が気が付いているかどうかを、気にしている事もあります。

自分で悪臭に気が付く位なので、男性から臭いを悟られてしまうのではないかと、心配している女性も多いです。

ナプキンを着用していても、男性がその臭いを嗅ぎとってしまうのではないかという懸念点が生じる事もあります。

気が付いていない事が多い

男性が悪臭に気が付くか否かは、個人差はあります。

気が付いている可能性は否定できないのです。

ただし気が付いている確率は、基本的には低いです。

確かに男性は、微妙な反応をする事はあります。

一旦近くに来た男性が、すぐに離れてしまった時などは、デリケートゾーンからの悪臭が原因だと疑われる事もあるでしょう。

しかし男性が離れるのは、そもそもデリケートゾーンからの臭いが原因かどうかは、何とも言えない一面があります。

確かにその箇所からの悪臭が原因の可能性もありますが、そもそも悪臭が生じるのは、何もデリケートゾーンだけではありません。

他の箇所からの悪臭が原因で、離れている可能性もあります。

というよりも、男性はそこまで敏感に嗅ぎ取っていないケースが多いです。

ましてナプキンを着用している時には、基本的には気が付いていないケースが殆どです。

敏感な男性なら気が付いている事もある

しかし、男性によっては気が付いている可能性はあります。

上述の通り、個人差はあるからです。

男性によっては、嗅覚が非常に敏感な事はあります。

ちょっと嗅ぎ取っただけで、デリケートゾーンからの悪臭だと気が付く男性も、稀に居る訳です。

つまり臭いが分かってしまうか否かは、男性次第とは言えます。

個人差はありますが、気が付いている事例があるのは確かです。

しかし、一般的には気が付いていないケースの方が多いのです。

基本的には、その臭いは分からないとは考えて良いでしょう。

更年期の時は生理のニオイはきつくなるの?

生理時の臭いは、細菌類と大きな関係があります。

悪玉菌が原因で、強い悪臭が生じてしまう事はあるのです。

このため更年期の時には、悪臭の程度が強くなる事はあります。

悪臭を作り出してしまう悪玉菌

そもそも人間の体の周辺には、多くの菌類が生息しているのです。

その中には、あまり良くない菌類も見られます。中には、体表面から悪臭を発している菌類もいる訳です。

いわゆる悪玉菌です。善玉菌は特に悪臭はありませんが、悪玉は臭いを発してしまう訳です。

デリケートゾーンの自浄作用が弱くなる事も

デリケートゾーンから生じる臭いは、その菌類との密接な関連性があります。

悪玉菌が増えてしまうかどうかの問題があるからです。

デリケートゾーン周辺の菌類は、分泌物を餌にしている事もあります。

ですから分泌物が悪玉菌を引き寄せてしまう事もあるのです。

しかし正常な状態でしたら、悪玉菌は増加しづらい傾向があります。

もともとデリケートゾーンには、自浄作用があるからです。

それが悪玉を引き寄せない状態を作り出してくれるので、悪臭が生じづらくなる訳です。

ところが体の状況によっては、自浄作用が少々衰えてしまう事もあります。

デリケートゾーン周辺の潤いが今一つな時などは、その傾向が顕著です。

年齢が高まると自浄作用が弱くなる

どのような時に潤いが微妙になるかというと、年齢が高まった時です。

そもそも年齢が高めな方々は、たまに肌の潤いに関する変化を実感しています。

若い頃と比べると、肌のみずみずしさが少々失われていると気が付いている女性も多いです。

デリケートゾーンに関しても、それは例外ではありません。

若い頃と比べて潤いが今一つになってしまい、上述の自浄作用にも影響を及ぼす訳です。

自浄作用や免疫力が弱くなるので悪臭が生じる

更年期になりますと、若い頃と比べれば自浄作用が若干弱くなるので、雑菌類が増殖しやすい状態になります。

悪玉菌が増加すれば、もちろん悪臭の程度も強くなってしまう訳です。更年期のタイミングで、生理時の臭いが強くなる事はあります。

また感染症との兼ね合いもあります。総じて更年期の方々は、免疫力なども若干弱い傾向はあるのです。

生理時の悪臭は、感染症が原因の事もあります。

デリケートゾーンの内部が、何らかの病気に感染していて、悪臭が生じてしまうケースもあるのです。

生理時の臭いは、更年期とは無関係ではありません。

少なくとも若い時と比べると、若干臭いは強くなる傾向はあります。